ブラジル戦、危機感を捨てる覚悟。日本代表・遠藤航「世界への大航海」
連載・世界への大航海「日本代表への覚悟」
「何もできなかった」リオ五輪前の雪辱を
ネイマールにマルキーニョス(パリSG)、ジェズス(マンチェスターC)、レナト・アウグスト(北京国安)……今回のメンバーに選出された面々は、昨年、2016年のリオ五輪開幕直前に行われたテストマッチで対戦しました。
0-2の完敗。あとにも先にもあれほど「何もできなかった」と感じた試合はありません。
特にネイマールの技術的なレベルの高さは圧巻でした。ボールの置き所、受けるポジショニング、すべてが想像を超え、捕まえられない。個人としてもチームとしても力の差を痛感させられました。それでも、重要なことは強く行き切ることだと思います。相手がボールを持ってから対応していては遅い、そのくらいレベルが高い攻撃陣です。チームとしても行くと決めたら削るくらいの覚悟が必要だと思います。
何よりチャンスがもらえれば危機感だけではない、A代表としての自信を持ったプレーでチームの勝利に貢献できればと思っています。
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